ゴルフや野球では、スイングのパワーを出すことが非常に重要になってくるかと思います。

ゴルフで力まず少ない力で飛距離が出せれば、打球の精度が上がり少ないスコアでコースを回ることに繋がります。

野球においても勿論、飛距離が伸びたり強い打球が打てるようになれば、ホームランやヒットに繋がる確率が上がります。

この様にスイングのパワーは競技の成績に非常に直結する要素です。

パワーは力×速度で決まるので、スイングのヘッドスピードを上げることが重要になってきます。

ではどの様にしてヘッドスピードを上げていけばよいのでしょうか?

スイングのヘッドスピードを最大化させる要因は捻転差

捻転差とは

ヘッドスピードを上げるためには、身体で「捻転差」を作り出すのがポイントとなります。

捻転差とは、簡単に言うと捻じれの事です。

例えば、消しゴムの両端を持ってそれぞれを反対方向に捻じると、下の写真の様な状態になるかと思います。

ねじれビルのベクターイラスト

出典:http://town-illust.com/building/twist_building1

この時消しゴムには、両端が逆方向に捻じられることにより元の状態に戻ろうとする力が生まれています。これが捻転差です。

この状態で押さえた片方の手を離すと、消しゴムは勢いよく元の状態に戻ります。

この原理を身体で利用することで、パワーを生み出すのです。

胸椎と骨盤の回旋で捻転差を作る

スイング動作では胸椎と骨盤で捻転差を作り出します。

胸椎と骨盤がそれぞれ反対方向に捻じられることによって、元の状態に戻ろうとする作用が生まれ、それがスピード及びパワーに繋がります。

(この時に胸椎と骨盤が同じ方向に回旋してしまうと、捻じれが生まれないため当然戻ろうとする力も生まれません。)

http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=002-20181001-62より引用

上の大谷選手の画像は非常に分かりやすいです。

胸(胸椎部分)が左に捻じれ、骨盤部分が右に捻じれることによって捻転差が生まれています。

捻転差は、大きくなれば戻ろうとする力も大きくなるので、スイングスピードを上げるためには胸椎と骨盤の捻転差を大きくすれば良いという事になります。

捻転差を出すために必要なことは胸椎と骨盤の可動性

胸椎

胸椎は脊椎の一部で1~12番まであります。ここは非常に回旋可動域の広い箇所となります。

よくスポーツの現場で「腰を回せ」と言われることが多いですが、下の画像の通り腰の部分にあたる腰椎は可動域が非常に狭くほとんど回りません。

しかし胸椎や、後述する骨盤の動きが悪いと腰椎が必要以上に動いてしまい、これが腰痛やパフォーマンスの低下に繋がるのです。

骨盤

寛骨、仙骨、尾骨の3つを合わせて骨盤と呼びます。

骨盤
1. 仙骨 2. 腸骨 3. 坐骨 4. 恥骨 5. 恥骨結合 6. 寛骨臼 7. 閉鎖孔 8. 尾骨 赤線は骨盤縁(分界線)

骨盤は、左右1対の寛骨仙骨尾骨で構成される。これらの骨はいずれも成長とともに癒合するため個数が変わる。
  • 寛骨 : 腸骨坐骨恥骨が17歳頃に一体化して1個の寛骨となる。
  • 仙骨 : 5個の仙椎が癒合して1個の仙骨となる。
  • 尾骨 : 3-6個の尾椎が部分的にあるいは全面的に癒合して尾骨となる。数は不定である(個々人で異なる)。

(Wikipediaより引用)

骨盤は、身体を右に捻る時には右側の寛骨が後傾し、左側の寛骨が前傾することで、回旋という動作を行っています(股関節は右が内旋、左が外旋。身体を左に捻るときは反対になる)。

つまり、寛骨の動きが骨盤の回旋運動に非常に大きな影響を与えているのです。

そのためこの寛骨に付着する筋肉の柔軟性を保っておくことが、骨盤の回旋可動域向上にも繋がります。

胸椎と骨盤の可動性を向上させる方法

では、ここから具体的に胸椎と骨盤の可動域を向上させるための方法をご紹介していきます。

胸椎の伸展

デスクワークなどで胸椎が必要以上に後湾、いわゆる猫背の状態になっていると、回旋の可動域も低下してしまいます。

正常な可動域を出すために胸椎を伸展させることも重要となります。

ストレッチポールを使ったストレッチ

  1. ポールに肩甲骨の少し下の部分が乗るように寝転がります
  2. 息を吸いながら胸を張って胸椎を伸展させていきます
  3. いけるところまで伸展させたら、息を吐きながら元の位置へ戻ります。

キャット&ドッグ

  1. 四つん這いの状態になります
  2. 息を吐きながら胸椎の部分が高くなるように背中を丸めていきます
  3. 息を吐きながら胸を張って背中を反らせていきます

胸椎の回旋

伸展可動域が出せる状態になったら、回旋の動きを取りいれていきます。

トランクローテーション

  1. 四つん這いの状態で耳の横に手を置きます
  2. 息を吸いながら左手て地面を押し、右肘を開いていきます

骨盤の可動性

骨盤周辺の筋群の拘縮を改善することも、骨盤の可動域向上に繋がります。

ハムストリングス

大殿筋

腸腰筋

大腿四頭筋

大腿筋膜張筋

まとめ

  • スイングの力を最大にするためには、捻転差を大きくすることが重要
  • スイングにおいて捻転差は胸椎と骨盤の捻じれによって生み出される
  • つまり胸椎と骨盤の可動域を大きくすることが重要

 

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