昨今、パーソナルトレーニングという言葉が非常に一般的になってきました。

かつてはトップアスリートや、一部の富裕層向けのサービスでしたが、

今ではダイエットやボディメイクを中心に、一般の方々にも広く浸透してきています。

その一方で、一般的に世間がトレーナーに抱くイメージは、「ジムでマシンの使い方を教えてくれる人」「私たちより少し食事や運動のやり方について詳しい人」「一緒に寄り添って励ましてくれる人」といったものがまだまだ一般的です。

つまり、「安い単価で誰もができる仕事」という認識が強いわけです。

しかし実際には、お客様のお身体を扱う専門的な職業なわけですから、

解剖学や運動生理学、栄養学を中心とし、この他にも医学、心理学、生化学、物理学、食事学、倫理学など、様々な学問に精通している必要があります。

​これらの知識を武器に、様々な視点からお客様の課題を分析し、

改善計画を立案・実践し、振り返りをしてさらに計画を立てる。

このプロセスを継続して実行する能力は、

企業で働くビジネスマンにも劣らないスキルであるはずです。

しかしトレーナーのこうしたスキルが評価されない理由として、

まだまだ指導時におけるアナログ要素が強く、良くも悪くもトレーナー個人による

属人的な指導が中心となっていることが背景にあります。

・お客様の栄養状態、生活状況といった情報を適切に数値化できていない

・セッション時のカルテ記入方法が毎回違うので、適切な振り返りができていない

・指導者間でお客様の情報を適切に共有できていない

この様な問題は、ITを活用していくことで

より簡単に、より具体的に、より精度高く管理することができます。

私個人としてはIT業界に在籍したのちにフィットネス業界に入りましたので、

一般企業で働く人間と運動指導者の間での

IT活用スキルの差を強く感じております。

こうした背景から、全ての運動指導者が

”ITの力を活用してその価値を最大に高められる機会を作りたい”

と考えております。

近日中にサービスを公開できるかと思いますので、

お待ちいただければ幸いです。