風が吹くだけでも激痛が走ると言われる「痛風」。
今回はそんな痛風について、原因と対策をご紹介致します。
Contents
痛風とは?
尿酸が結晶として関節に蓄積された状態
痛風とは、血液中の尿酸が尿酸塩として結晶化し、関節や腎臓に沈着して炎症を起こしている状態です。
この状態になると手足の関節が腫れて激しい痛みが伴います。
また尿酸塩が腎臓に蓄積すると、腎機能障害を引き起こして「痛風腎」となり尿路結石の原因にもなります。
30代の男性に多く、男女比で見ても患者の95%以上が男性と言われています。
尿酸とは
尿酸とは、遺伝子を作る核酸に含まれる「プリン体」が肝臓で代謝される際に生まれる代謝物です。
プリン体の燃えカスのようなイメージです。
細胞の新陳代謝や食品内に含まれるプリン体の摂取によって産生されます。
尿酸の作られ方
尿酸は食事からのプリン体摂取が3/1、体内での産生が3/2と言われています。
細胞の新陳代謝
身体には約60兆個の細胞があると言われていますが、その細胞一つ一つは絶えず入れ替わっています。
古い細胞が壊れる際に、細胞内の核酸からプリン体が放出され、それが尿酸となります。
食事でのプリン体摂取
食事からもプリン体を摂取しています。
レバーなどの内臓や魚の干物にはプリン体が多く含まれています。
プリン体は尿酸の材料となるので、食品からプリン体を多く摂取することは結果的に尿酸を作りだすことになります。
尿酸の基準値
男女ともに7.0mg/dLまで
痛風の原因と対策
高尿酸血症
痛風の主な原因は、血液中の尿酸値が基準値よりも高い状態である「高尿酸血症」が続き、尿酸が結晶化することです。
高尿酸血症が起こるのは①尿酸が多く作られ過ぎている場合と、②尿酸の排出量が減っている場合に分けられます。
この産生と排出のバランスが崩れることで尿酸が蓄積していくのです。
①尿酸が多く作られ過ぎている場合
プリン体を多く含む食事の摂取
レバーなどの内臓、魚の干物に多く含まれます。尿酸値の高い方はこれらの食品を控える様にしましょう。
②尿酸の排出量が減っている場合
アルコールの摂取
種類に関わらず、アルコールの摂取は尿酸の産生を高めるという研究結果があります。
また、尿酸の排出作用も低下させるため、控えるべきです。
肥満
肥満体型の人の場合においても、尿酸の産生が高まり排出が低下すると言われています。
血中の尿酸値を下げるためには
プリン体を含む食事を控える
尿酸全体の3/1が食事からのプリン体摂取で作られるので、
前述の通り内臓系、魚の干物などはなるべく控えるようにします。
食事改善を行い肥満を解消する
また、肥満体型の方はそもそもの摂取カロリーを制限する必要があります。
消費カロリー>摂取カロリーにすることで体内の脂肪を減らすことは、尿酸値の低下に大きな効果があります。
アルコールを控える
尿酸値が基準値を超えている方は、アルコールを控えるべきです。
また飲み会の席ではアルコールだけでなく、つまみとして出てくる食材も脂質過多なものが多く肥満に繋がりやすいです。
水分を多く摂取する
こまめに水分を補給することで尿の量が増え、尿酸の排出量が増えます。
1日に最低2リットル以上の水分を摂取しましょう。
カリウムを含む食品を摂取する
カリウムには利尿作用があるため、これを含む食品を摂取することも有効です。
大豆、小豆、バナナ、黒豆、はと麦、キュウリ、スイカ、海藻類、あさりなどを摂取しましょう。
運動習慣を身に付ける
運動習慣を身に付けることが、長期的に見て肥満の解消と尿酸値の減少に繋がります。
今まで運動していなかった人がいきなり強度な筋力トレーニングを行うと、かえって尿酸値を高めることに繋がるため、軽い有酸素運動から始めてみましょう。
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