こんにちは
今回はトレーニングをする際の回数と重量設定について書いていきます。
効率的に身体の消費エネルギーを増やすためには筋肉を大きくすることが重要だと書いてきましたが、
プッシュアップを100回やる!と意気込んで疲れるまでこなしても効果は少ないです。
なぜか、
筋肉を大きくするためには、8〜12RMの強度でトレーニングを行うのが1番効果的だからです。
筋肉を鍛える際には重さと回数の設定がとても重要になってきます。
基本は10RMの強度で10回
RMとは、Repetition Maximumの略で、
繰り返して行うことのできる最大回数の強度という意味です。
例えば10RMだと、10回行うのが限界で11回はできない強度となります。
つまり筋肉を大きくするためには、
自分が8〜12回しかできない重さを使ってトレーニングをする必要があります。
8〜12回だと面倒なので、覚えやすく10回としましょう。
10回はできるが、11回目ができない重さです。
これより軽い負荷だと筋肉の持久力を高め、
強い負荷だと最大筋力を高める方法となります。
【トレーニングの目的別強度】

つまりそれなりに筋力のある人は、プッシュアップを100回ひたすら繰り返しても、
なかなか筋肉を大きくすることはできません。
(持久力を高めるトレーニング方法のため)
また、始めは10回しかできなかった重量も、
筋肉がついてくると多くの回数ができるようになります。
そうなった場合は、重量を上げて10回が限界の重さを常に設定しましょう。
10RMの強度を設定するためにジムを利用する
ジムに行く目的は、この様にマシンやフリーウエイトを使って強度を自由に設定してトレーニングを行えるという点にもあります。
自宅でもトレーニングはできますが、
筋肉がついてくるとどうしても強度が足りなくなってきてしまうので、
ほとんどの人がジムを利用するかと思います、
初心者の方はある程度筋肉がつくまでは自宅でトレーニングをするのも良いでしょう。
いずれにせよ、理想的な身体作りのために
「10RMの強度で10回」を意識してトレーニングを行いましょう。